ヴェローナも世界遺産の街なのだ
俺の混乱など問題にもせず、バスは一路ベローナへ向かいます。
ベローナと言えば……
って、え?
あぁ、ゴメンゴメン。
ヴェローナだったね。(歯をキラリと輝かせながら)
ヴェローナはあの有名な「ロミオとジュリエット」の舞台としても知られており、ヴェローナ市街は世界遺産にも登録されています。
またもや世界遺産か。
こんなに登録されてる街があるなんてイタリアは凄いですね。
さて、ヴェローナに到着でございます。
まだ朝も早い時間帯のせいか、通りに人っ子ひとりおりません。
この街も城壁のようなもので囲まれておりましたが、基本的にイタリアの街ってそういう造りなんでしょうかね。
バスを降りて街の中心部へ向かう途中で出会った青年。
この建物から出てきたのですが、学生なのか何なのかわかりませんが、カメラを向けたらいきなりポーズとってくれました。
さすがイタリア人。
ジローラモ魂は伊達じゃないってことですね!(<関係ない)
道行く途中の建物を撮影するのにもだいぶ慣れてきました。もう1週間もこんなこと続けてるからな。そりゃ慣れる。
ローマからだんだんと北上していますが、土地によって建物の意匠がどう変わっていくかを後で調べようと思って撮っていたんですけどね。
そう思っていた時期が俺にもありました。(真顔)
街に流れる川とそこに架かる橋。
日本の橋は味気ないけど、こちらの橋は味があると個人的に思ってる。

ヴェローナの景色
ヴェローナの美しい川沿いの風景。
この川が何なのか、俺は今どこにいるのか、何もわからないけど美しいということだけは分かる。そうだろう?(<?)
この建物はなんだろうか。教会?いやそれにしてはちょっと。
ただ今まで見てきた建物と明らかに違うのは屋根。
こんなに尖がった屋根の形状は今までなかったはず。
まるで魔王が住んでいるかのようじゃないか。
そうか。
ここは魔王城だったのか。(<違う)
こんなにたくさん立派な建物があるんだもの。
魔王の一人や二人いてもおかしくないと思うわけですよ。
それはそうとシエナとサンジミニャーノとかは似てたのに、やっぱだいぶ北に来たせいかデザインが変わってきた気がします。気のせいか?
この建物も窓の意匠がなんか見たことない感じだもんな。
現在、現地時間で午前9時30分。
これを見た瞬間に、めざましテレビのキャラクターである「めざまし君」が『9時30分!9時30分!』って言ってるアスキーアートないかなと思ってgoogle先生に聞いてみましたけど、そんなものはなかった。(<当たり前)